効果的な職務経歴書の書き方

職務経歴書は決まった型がありません。

作成枚数は2枚でまとめることが原則です。1枚だと情報不足、3枚を超えると読み手に負担がかかります。

細かい文字でぎっしり詰まったボリュームタップリの職務経歴書だと読み手のことも考えられないレポート作成能力不足と判断されます。

 

職務経歴書の書き方には大きく3つ

それは、編年式、キャリア式、フリースタイル式です。

編年式は時系列に勤務先ごとに職務詳細を記述する書き方です。

キャリア式は経験したキャリアごとにまとめて書きます。

フリースタイル式は訴求ポイントをA4サイズ1枚にまとめてしまう方法です。

 

自分のキャリアに適した方式の選び方ですが、基本は編年式です。

しかし、転職回数が多い方やプロジェクト単位で仕事をしてきた方は時系列に記述していくと非常にボリュームが多くなります。そういう方はキャリア式がおすすめです。

キャリア式を検討する方でも、応募先とは関係のないキャリアを歩んできた場合や経歴が不十分だとアピールしづらくなるので、その場合はフリースタイル式を選びます。

 

編年式職務経歴書の書き方

時系列に記述するのが編年式ですが、単に事実を羅列する内容は読むに堪えません。

ポイントは、直近の職歴から過去に遡って記載することです。そして、面接官としては直近の実績を重視するので、古い過去の実績も同じようなボリュームで記載することは避けましょう。

また、応募する企業や職種に関係のない経歴は簡潔に記述します。

 

キャリア式職務経歴書の書き方

これまで経験してきたキャリア毎にまとめていく形式です。

営業、マーケティング、企画など経験してきた職種にバラつきがある方や開発プロジェクト単位で仕事をしてきた場合に編年式で詳細に書くとボリュームが多くなります。

その場合にはキャリア式でまとめると効果的です。

 

フリースタイル式職務経歴書の書き方

事実をダラダラと書き流すのではなく、A4の1枚にまとめることが重要です。

作成するコツは捨てる勇気を持つことです。経験が豊富であればあるほど自分の魅力を伝えるためにボリュームが増えがちですが、読み手からすると負担を感じるだけです。

応募先が魅力的だと感じるポイントに絞ってアピールすることが重要です。

 

職務経歴書の構成

基本の構成は以下の通りです。

  • 職務要約
  • 職務詳細
  • 貴社で活かせるスキル・経験
  • 自己PR

これらの内容を整理して採用担当者が知りたい情報を網羅することが必要です。

 

職務要約

今までの職歴を端的にまとめたものです。3行から5行位のボリュームが原則です。

最終学歴、企業名、業務概要、勤務期間を盛り込み、スペースが限られているので応募先に対して売りにならないことは一切書かない。

 

職務詳細

応募企業の求人情報を読み、どういった人材が求められているか確認する。

必要なキャリアを洗い出し、経験年数を添える。

経験業務を優先順位の高い順に記載していく。

 

貴社で活かせる経験・スキル

まずは、箇条書きでリストアップすることがポイントです。

その中から求人情報からマッチするスキルをピックアップします。多くても5つ以内。

 

自己PR

応募先の求人に合ったことを書くことが原則です。

ぎっしり文章を埋めるのではなく、アピールするポイントを3つだけピックアップし、そのタイトルと具体的説明を記述する構成がベストです。

ボリュームとしては職務経歴書の1/3か1/4くらいがよいでしょう。

 

営業職

営業は売り上げがすべてです。

営業と言っても対象が法人なのか個人なのか、新規開拓か固定客深耕か、商品特性など様々なタイプがあります。

応募先に合わせてアピールする内容を変える必要があります。もちろん、実績は定量的に記載しなければ分かりません。

チームをマネジメントした実績があればぜひとも記載しておきたいところ。

 

事務職

事務のルーティーン業務をただこなすだけで、何をアピールして良いのかわからないという方は多いと思います。それに会社の売上を上げるというような分かりやすい成果を表現できない職種です。

しかし、業務フローの改善やIT導入による効率化、スタッフの育成などの実績があれば評価されるでしょう。

 

店舗販売職

店舗販売職も営業と同様に販売力をアピールする必要があります。

どのような店舗の立地や規模、商品で売上をあげたのかを盛り込みます。

そのほかに店舗マネジメントのや人材育成の経験はアピールポイントになります。

 

技術職

技術職と言っても自動車、電気、機械、化学、医療、ITなど多岐に渡ります。

また、研究から設計、開発、製造技術、生産技術、品質管理など工程も幅広いです。

技術職は専門性と実務経験が最も重視されるので、求人情報の必須条件を満たしていることが最低条件です。

採用担当者は、どの企業のどの部署でどのような業務に従事していたかという情報だけでもある程度の技術力を見極めることができます。

なので、専門用語や技術内容を盛り込みながら具体的に書くことがポイントです。

 

システムエンジニア

SEはプロジェクト単位で仕事をすることが多いので、そのまま時系列で記述するとボリュームが多くなるのでコンパクトにまとめることを意識してください。

応募先が求めるスキルや経験を見極めてこれまでの経験から焦点を当てるプロジェクトを洗い出してください。その他のプロジェクトは軽く触れる程度にしてメリハリをつけることがポイントです。

30代、40代になるとプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーの経験や実績が求められます。

 

経理職

経理として業務範囲の深さや専門性の高さを求められます。

大企業なら連結決算や有価証券報告書作成、国際会計基準対応など高度な経理業務の経験があると引く手あまたです。

中小企業であれば高度な経理業務はオーバースペックになるので、伝票入力から月次、年次決算といった経理業務全般、融資交渉、事業計画書作成、予実管理の方が求められます。

経理職はなによりも実務経験が重視される世界なので、経験の豊富さをアピールすることが大切です。

 

人事職

人事は、採用から教育、配置、登用、評価、社内制度策定、退職など非常に幅広い職種です。さらに採用と言っても新卒採用、中途採用、グローバル採用など細分化されていきます。

求人内容を精査して求められる人事スキルを見極める必要があります。

 

総務職

総務職は最も守備範囲が広い職種と言えます。庶務から株主総会運営、ISO取得といったことが代表的です。企業規模によっては社内ITの役割を担ったり、人事経理を包含している場合もあります。

つまり、社内で引き受けてのない業務はすべて総務の範疇と言われるくらいです。

総務業務は多岐に渡るので漏れなく記載していてはボリュームが多くなるので、求人情報の内容を精査して、求められる経験やスキルを重点的に記載する工夫が必要です。

 

コンサルタント職

コンサルタント職は専門分野によって求められるものが全く異なります。

当然、コンサル領域の業務知識や経験が豊富になることが必須です。

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